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清田政信『渚に立つ 沖縄・私領域からの衝迫』

2,860円

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  言葉を失ったら   彼方へ眼を投げてみろ   遠い内部が泡立ち海になるとき   錘りになって沈んでいくのさ   島では地のうねりを渡って   思考が崩れる ほら びろう樹は   古代の風に向って畏怖におののいたぞ   もう 陽は放心するしかなかったのか    ――「風の覇権」より     不可視の原境、古謡、そしてエロス――。沖縄の戦後文学史上、もっとも先鋭にして重要な詩人が、灼けた韻律の深淵から帰還する。 自身の内域を微分するように、伊波普猷、比嘉春潮、折口信夫、柳田国男ら沖縄思想の系譜を描く、単行本未収録の連載「沖縄・私領域からの衝迫」にくわえ、南島歌謡をその根源へとたどりゆく黒田喜夫論、藤井貞和論などを収める。 詩人の前著より34年ぶりとなる奇跡的な詩+論集。 菊変判並製276頁/2018年8月刊 目次その他の本書の詳細は、以下のサイトをご覧ください。 https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784907986476 *発送は、日本郵便の「ゆうメール」になります。

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